名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済政策研究センター

シンポジウム 開催案内

第26回国際経済動態研究センターシンポジウム

危機から新たな成長に

―世界金融危機・東日本大震災と東アジア―

From the Crises to a New Growth:
Global Financial Crisis, Great East Japan Disaster and East Asia

日   時 : 2011年10月28日(金)9:40 ~ 17:30(9:15開場)
場   所 : 名古屋大学シンポジオンホール
使用 言語 : 日本語
主   催 : 名古屋大学国際経済政策研究センター(ERC)
         社団法人キタン会(名古屋大学経済学部同窓会)
後   援 : 経済産業省中部経済産業局
         日本経済新聞社名古屋支社
定   員 : 150名(参加無料)

21世紀に入り相次いで発生した二つの危機――グローバル金融危機と東日本大震災――は日本を含む東アジアに極めて深刻な影響を与えた。それらは日本経済のあり方に反省を迫り、また東アジアの発展構造に強い衝撃を与えている。これら危機の実態とその影響は果してどのようなものなのか、日本を含む東アジアの経済はどのような方向に向かうのだろうか。さらに、こうした動きは中部経済圏にとってどのような影響と意味を持つのだろうか。特に東アジアとの関係が深い企業の行動はどのように変化しどのような課題を持っているのだろうか。
 本シンポジウムはこうした課題について、世界の成長の極を形作っている東アジアの産業化の枠組みの中で確認を行う。

【プログラム】

開場 9:15

開会式 9:40~10:00

開会挨拶
濱口道成(名古屋大学総長)
多和田眞(名古屋大学大学院経済学研究科長)

基調報告 10:00~10:40 

新しい資本主義の形を巡って ―第四の過渡期の中で―
金 泳鎬 (柳韓大学総長・元韓国産業資源大臣)

セッションⅠ 二つの危機と中部経済 10:40~12:10

【司会】木村彰吾(名古屋大学大学院経済学研究科教授)

報告1
二つの危機とトヨタの対応
新美 篤志(トヨタ自動車株式会社副社長)

報告2
新アジア時代の挑戦と名古屋の対応
李 均等(駐名古屋韓国総領事)

報告3
二つの危機の影響と中部経済圏の将来像
紀村 英俊(中部経済産業局長)

セッションⅡ 危機後東アジアの新動向 13:40~15:40

【司会】薛進軍(国際経済政策研究センター教授)

報告4
二つの危機と中国経済へのインパクト
大橋 英夫(専修大学経済学部教授)

報告5
日系企業の対ベトナム投資の新動向
Nguyen Thi Bich Ha(貿易大学(ハノイ)教授・前名古屋大学客員教授)

報告6
東アジアの構造転換と新興国の発展
平川 均(国際経済政策研究センター教授)

パネル・ディスカッション 16:00~17:30

危機を越えて ―アジアの成長と日本企業の新戦略―

【司会】杉田伸樹(国際経済政策研究センター教授)

パネリスト 報告者ほか

閉会式 17:30~17:35

閉会挨拶

岡田邦彦(社団法人キタン会長)
金井雄一(国際経済政策研究センター長)

第25回国際経済動態研究センターシンポジウム

低炭素社会の構築

―環境のマネジメントと国際協調のあり方―

13:00~13:15 開会式

総司会:坂本あゆみ、郭琳

開会式司会:金井雄一
(名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済政策研究センター長)

挨拶:
 張立国(中国駐名古屋総領事館総領事)
 藤井良一(名古屋大学副総長)
 趙忠秀(対外経済貿易大学学長補佐、国際低炭素経済研究 所長)
 松澤孝明(科学術振興機構参事役・研究開発戦略センター・中国研究センター担当)

13:15~15:15 シンポジウム(アジアコアと共催)

司会:荒山裕行(名古屋大学大学院経済学研究科教授)

基調講演

南川秀樹(環境省地球環境審議官)
 「COP16への世界の動きと日本の気候変動対策」

戴彦徳(国家発展改革委員会・エネルギー研究所副所長、中国政府省エネルギー・炭素削減政策研究担当)
 「中国の炭素削減:目標と現実」

茅陽一(東京大学名誉教授、地球環境産業技術研究機構副理事長)
  「日本の炭素削減:目標と現実」

岩間芳仁((社)日本経済団体連合会環境本部長)
 「日本の炭素削減:企業の対策」

15:15~15:30 休憩

15:30~16:55 パネルディスカッション-低炭素社会実現のための日本の経験と企業の対策 

コーディネーター:薛進軍
 (名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済政策研究センター教授、国際低炭素経済研究所・学術委員会委員長)

パネリスト:
 山口務
 ((財)電気技術者試験センター・顧問、元日本政府公害保安局公害第二課総括係長)
 李忠民(陜西師範大学国際商学院長、陜西省人民政府金融弁公室副主任)
 吉田文和(北海道大学大学院経済学研究科教授)

16:55~17:00 閉会式 

謝辞
 高桑宗右ヱ門(名古屋大学大学院経済学研究科教授、アジア研究教育拠点事業コーディネーター)

18:00~20:00 懇親会

日時  2010年10月17日(日) 13:00 ~ 17:00(12:00受付開始)
会場  名古屋大学文系総合館7階カンファレンスホール(事前受付により先着50名まで)
言語  日本語、中国語(同時通訳)
主催  名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済政策研究センター
    独立行政法人日本学術振興会
    社団法人キタン会
共催  国際低炭素経済研究所
後援  独立行政法人科学技術振興機構(JST)中国総合研究センター
    日本経済新聞社名古屋支社

第1回 国際共同セミナー

Joint Seminar on“Economic and Business Issues in East Asia”

Date: February 12, 2008 Time 9:45-17:00
Place: Conference Room, 7th Floor, Bunkei Sogokan, Nagoya University, Japan

Organized by
Nagoya University
(Economic Research Center, Graduate School of  Economics)
and
Kyungpook National University
 (College of Economics and Business Administration and
Research Institute for Energy, Environment and Economy)

Sponsored by
JSPS Grant-in-Aid for Scientific Research (Basic Research (S))
“Studies on Industrial Agglomeration and Corporate Linkage in East Asia and Symbiotic Sustainability”
and
Graduate School of Business Administration, Kyungpook National University
Daegu Bank,Korea

Seminar purpose 

In the globalized world, East Asian countries should face and cope seriously with the new situation of the world outside. Many Asian countries as well as Korea suffered from the Asian currency crisis. Those countries including Japan have transformed their economic structure in many dimensions especially after the crisis.  In such times, two universities, Nagoya University and Koungpook National University hold a joint seminar on ‘Economic and Business Issues in East Asia’, and discuss on them in order to sustain the progress of their economies.

9:45~10:00 Opening Remarks

Chair:Prof. Nakaya Nobuhiko (ERC, Graduate School of Economics, NU)
Opening Remarks 1) Prof. Okumura Ryuhei
 (Deputy Director of Institute for Advanced Research、 Nagoya University)
2) Prof. Lee Hong Woo
 (Dean of College of Economics and Business Administration, Kyungpook National University)

10:00~12:00 Morning Session
Special Lectures
(with Simultaneous Interpretation)
(English ⇔ Japanese)

Chair: Prof. Yamada Motonari. (Graduate School of Economics, NU)
Lecture Ⅰ 10:00~10:40
Prof. Lee Joung Woo(KNU)
Trade, Investment, and Governance: The Case of Korea-USA Free Trade Agreement
Lecture Ⅱ 10:40~11:20

Prof. Gankoji Hiroshi
  (Nanzan University, Nagoya, Japan)

RM and Industrial Relations of Japanese Automobile Industry:Special Reference to Experiences of Toyota Motor Corporation
Lecture Ⅲ 11:30~12:00

Prof. Mang Jing Shi
 (Institute of Japan Studies, Nankai Univerisity,   Tianjin, China cum Visiting Professor, ERC)

Competition among Local Governments and Development of Toyota Motor Company in China

14:00~15:55 Afternoon Session
Economic and Business Issues in Korea and Japan
(English only)

Chair: Prof. Choi, Yong-Ho (KNU) and Prof. Hirakawa Hitoshi. (ERC, NU)
Presentation 1 14:00~14:35
Speaker: Prof. Moon Seok Hwan(KNU)
Commentator: Prof. Tokumaru Norio
(Nagoya University of Commerce)
Evolution of Education in Business Administration
Presentation 2 14:35~15:10
Prof. Yamori Nobuyoshi
  (Graduate School of Economics, NU)
Commentator: Prof. Kim, Seok Chin (KNU)
Japanese Banks: the Lost Decade and New Challenges
Chair: Prof. Tawada Makoto (NU) and Prof. Jung Kyung Soo(KNU
Presentation 3 15:20~15:55
Prof. Nozaki Kenji (ERC, NU)
Commentator:Prof. Kim Hyung Kee (KNU)
Japan’s Economic Structural Reform: Regulatory Reform and Special Zones for Structural Reform
16:05~16:55   Discussion

Prof. Suh, Chang Kyo (KNU)
Prof. Osada Hiroshi (Graduate School of International Development, NU)
Prof. Xu Dong Lan (Ocean University of China, Dalian, China)

16:55~17:00  Closing Remarks

Prof. Kim Jong Dall (Vice Dean, Graduate School of Business Administration, KNU)
Prof. Hirakawa Hitoshi (Chief of JSPS Basic Research (S), ERC, NU)

シンポジウム
第1回 テーマ:「文化と経済発展」
日 時:1982年7月3日   場 所:名古屋大学経済学部
第2回 テーマ:「途上国経済と日本」
日 時:1984年2月14日   場 所:名古屋市中小企業振興会館
第3回 テーマ:「日本企業の国際化」
日 時:1984年12月26日   場 所:名古屋大学経済学部
第4回 テーマ:「環太平洋経済の発展と構造調整」
日 時:1989年2月10日~11日    場 所:名古屋大学経済学部 名古屋国際センター
第5回 テーマ:「公共投資の展開過程」
日 時:1991年2月16日   場 所:名古屋大学経済学部
第6回 テーマ:「韓国における企業経営の現代的課題」
日 時:1992年10月22日   場 所:栄ガスビル5階
(共催:第1回キタン国際学術シンポジウム)
第7回 テーマ:「中国における企業経営の現代的課題」
日 時:1993年1月14日   場 所:名古屋大学シンポジオン
(共催:第2回キタン国際学術シンポジウム)
第8回 テーマ:「アジアへの直接投資の今日的課題」
日 時:1994年3月17日   場 所:名古屋大学シンポジオン
(共催:第5回キタン国際学術シンポジウム)
第9回 テーマ:「アジアの経済発展と日系企業」
日 時:1994年12月2日   場 所:名古屋国際会議場
(共催:第7回キタン国際学術シンポジウム)
第10回 テーマ:「日本と韓国の産業発展のダイナミズム」
日 時:1996年2月26日   場 所:KKR名古屋三の丸
(共催:第9回キタン国際学術シンポジウム)
第11回 テーマ:「21世紀に向かう華人経済と日本」
日 時:1997年3月10日   場 所:名古屋大学シンポジオン
(共催:第10回キタン国際学術シンポジウム)
第12回 テーマ:「転換期のアジア経済」
日 時:1998年3月5日   場 所:名古屋大学豊田講堂
(共催:第12回キタン国際学術シンポジウム)
第13回 テーマ:「21世紀の企業経営」
日 時:1999年1月26日   場 所:名古屋大学シンポジオン
(共催:第13回キタン国際学術シンポジウム)
第14回 テーマ:「アジアの経済発展における中小企業の役割」
日 時:2000年3月1日    場所:名古屋大学大学院国際開発研究科多目的オーディトリアム
(共催:第14回キタン国際学術シンポジウム)
第15回 テーマ:「通貨危機後のアジア経済と改革への展望」
日 時:2001年3月9日    場所:名古屋大学大学院国際開発研究科多目的オーディトリアム
(共催:第15回キタン国際学術シンポジウム)
第16回 テーマ:「東アジア地域協力の共同設計」
日 時:2002年2月7日    場所:名古屋大学 シンポジオンホール
(共催:第16回キタン国際学術シンポジウム)
  
第17回 テーマ:「21世紀アジア農村の社会経済の課題と展望」
日 時:2002年7月6日    場所:名古屋大学 シンポジオンホール
(共催:第17回キタン国際学術シンポジウム)
  
第18回 テーマ:「日本と地域の経済と金融?再生のための政策をどう進めるか」
日 時:2003年3月8日    場所:名古屋銀行協会
(共催:第18回キタン国際学術シンポジウム)
 
第19回 テーマ:「東アジア産業ダイナミズムと企業の再生」
日 時:2003年11月22日    場所:名古屋大学大学院国際開発研究科多目的オーディトリアム
(共催:第19回キタン国際学術シンポジウム)
 
第20回 テーマ:「地球温暖化と日本経済–市場メカニズムを活用して地球温暖化対策をどう進めるか」
日 時:2005年6月3日    場所:名古屋大学大学院経済学研究科カンファレンスホール
(共催:第20回キタン国際学術シンポジウム)
  
第21回 テーマ:「中国における社会経済インフラとビジネス環境」
日 時:2006年12月17日、18日、19日、21日、26日、27日 
場所:名古屋大学文系総合館カンファレンスホール
(共催:第21回キタン国際学術シンポジウム)
第22回 テーマ:「中国の経済発展と所得格差」
日 時:2007年10月5日(金)~6日(土)
場所:名古屋大学経済学部カンファレンスホール、文系総合館カンファレンスホール
(共催:第22回キタン国際学術シンポジウム)
第23回 テーマ:「ものづくり経営における英知」
日 時:2009年2月6日(金) 場所:名古屋大学野依記念学術交流会館
(第23回国際経済政策研究センター・キタン国際学術シンポジウム)

第1回連続国際フォーラム「日中における自動車産業の国際協力」(報告者:張季風)
 日 時:2008年7月9日(水)    場所: 名古屋大学文系総合館
第2回連続国際フォーラム「不思議の国のラオス-マクロ経済の謎を解く-」(報告者:豊田利久)
 日 時:2008年10月27日(月)    場所: 名古屋大学文系総合館
第3回連続国際フォーラム「Valuing “Blue Sky”in Beijing-observations,efforts and results-」(報告者:胡大源)
 日 時:2008年12月26日(金)    場所: 名古屋大学文系総合館
第4回連続国際フォーラム「NAGOYA 09」
 日 時:2009年3月9日(月) 、10日(火)   場所: ヒルトン名古屋
第24回 テーマ:「国際経済環境の変化と東アジアにおける産業集積」
日 時:2009年10月27日(火) 場所:名古屋大学野依記念学術交流会館
(第24回国際経済政策研究センター・キタン国際学術シンポジウム)
 
第1回連続国際フォーラム「世界金融危機およびその中国の雇用、所得格差への影響」(報告者:蔡昉)
 日 時:2009年6月16日(火)    場所: 名古屋大学経済学部
第2回連続国際フォーラム「Islamic Finance, Accounting, and Auditing」(報告者: Muhamad bin Muda,Hajah Mustafa bin Mohd Hanefah )
 日 時:2008年7月2日(木)    場所: 名古屋大学文系総合館
第25回 テーマ:「低炭素社会の構築-環境のマネジメントと国際協調のあり方-」
 日 時:2010年10月17日(日)  場所: 名古屋大学文系総合館
 (共催:第25回キタン国際学術シンポジウム)
第26回 テーマ:「危機から新たな成長に―世界金融危機・東日本大震災と東アジア―」
日 時:2011年10月28日(金)    場所:名古屋大学シンポジオンホール
 (共催:第26回キタン国際学術シンポジウム)
第27回 テーマ:「新たな転換期の国際経済―グローバル化・自由化と所得不平等」
日 時:2012年10月26日(金)    場所:名古屋大学文系総合館
 (共催:第27回キタン国際学術シンポジウム)
第28回 テーマ:「アベノミクスで日本経済は復活するか」
日 時:2014年1月30日(木)    場所:名古屋大学野依記念学術交流会館
 (共催:第28回キタン国際学術シンポジウム)
第29回 テーマ:「中国・日本と激変するアジア経済」
日 時:2015年10月29日(木)    場所:名古屋大学野依記念学術交流会館
 (共催:第29回キタン国際学術シンポジウム)
 (名古屋大学、ジェトロ・アジア経済研究所共催国際シンポジウム)
国際共同セミナー
第1回 テーマ:Economic and Business Issues in East Asia
主 催:名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済政策研究センター
    慶北大学経商学部、同エネルギー・環境・経済研究所
日 時:2007年2月12日
名古屋大学オープンフォーラム
第1回 ジェームズ・マーリーズ氏講演会
日 時:2003年12月1日
 
名古屋経済フォーラム
第1回 テーマ:「危機に立つアジア経済」
日 時:1998年11月17日   場 所:名古屋商工会議所大ホール
第2回 テーマ:「岐路に立つ日本経済」
日 時:1999年6月16日   場 所:中区役所ホール
セミナー
第1回 テーマ:「韓国と日本」
日 時:1983年12月26日~27日
第2回 テーマ:「金融業・製造業における国際経済摩擦」」
日 時:1985年12月27日~28日
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